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旧車會とは暴走族と何が違う?取り締まり強化!

そもそも旧車會とは何なのか知っていますか?旧車會とは暴走族・・・はありません。が、違法行為が増加していることから警察が取り締まり強化しているんだとか。旧車會の取り締まり強化によって逮捕者も出ているようなので、今回はこの旧車會について調べてみようと思います。



旧車會とは

旧車會とは、暴走族のように暴走行為をする人のこと・・・と一般的に思われているかもしれませんが、まぁそれもあながち間違いではありません。

一般的に旧車と呼ばれる古いオートバイに暴走族風の改造を施し集団走行をする暴走族のような組織や団体を旧車會と言います。主に旧車會のメンバーは昔暴走族だった人たちが多く、昔を懐かしんで暴走族時代の服装で改造したバイクに乗って集団で暴走行為をしているようです。

後述しますが、交通ルールをしっかり守って暴走族時代とは異なった行動をとっているグループもあります。しかし、実際には暴走族とほとんど変わらない走行をしているグループも多いのです。

ちなみに「旧車会」と呼ばれる古いオートバイや自動車などを好む愛好者の集まりとは、旧車を好むという点で共通していますが、性質的には全くの別物です。

旧車會の會員は警察庁が把握するだけでも規模が拡大していて、平成18年に369団体3510人だったのが、昨年は578団体6173人と、メンバー数は2倍に迫る勢いなんだそう。

摘発件数も増加傾向にあり、昨年は1771件。なかなかの数ですよね。

旧車會の取り締まりが強化された結果、逮捕者も

このように一般人の交通の妨げにもなりかねないので、旧車會の取り締まり強化は全国的に行われるようになってきており、千葉県警では2017年に入ってから3人が逮捕されています。

千葉県警は昨年12月、旧車會が県内を走行するとの情報を把握しました。同月18日午前、情報通りに旧車會のメンバー約45人が同県富津市内を集団走行したところを、ヘリが6キロ、10分間にわたって追跡しました。

このヘリに搭載したカメラの映像などから、蛇行運転するなどした神奈川県の30~40歳代の男3人を割り出し、今年6~7月に逮捕したんだそう。

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暴走族との違いは?ルールを守っている旧車會もある

逮捕者まで出てしまった旧車會ですが、実は他人の迷惑にならないように、ときちんとマナーやルールを守って集団走行している會もあります。ここが暴走族との大きな違いではないでしょうか。

ある旧車會のルールには

  • 信号は絶対に守る。
  • 2車線ある時は必ず、ほかの車が通過できるように1車線は空ける。
  • スピードは50kmぐらいしか出さない

というものがあり、これらのルールが守れない人はグループに参加出来ないようになっているんだそう。取り締まり強化されていることもこういったルール徹底に影響しているんでしょうかね。

また、神奈川のある旧車會では、コンビニ休憩も少人数で行くなどさらなるマナー向上にもつとめているんだとか。旧車が好きだからこそ、他人に迷惑をかけないように考えて行動しているんですね。

しかし、こういったルールを徹底している旧車會がいる反面、逮捕されるような過激なグループがいることで旧車會自体のイメージが悪くなってしまうのが現実。なんだか努力している人たちがかわいそうですよね。

まとめ

というわけで、旧車會とは暴走族と何が違うのか?取り締まり強化で逮捕者が出た事件についても調べてみましたが、いかがでしたか?

今回の記事をまとめると

  • 旧車會とは旧車と呼ばれる古いオートバイに暴走族風の改造を施し集団走行をする暴走族のような組織や団体のこと
  • 旧車會と旧車会は旧車を愛好しているという点だけは共通しているが、それ以外は性質が全く異なる
  • 旧車會の取り締まり強化で逮捕者も出た
  • 旧車會の中にはルール遵守を徹底している會もある

という感じですね。

古いバイクってアンティークみたいな感じでかっこいいものも多いので、愛好者が多いのも理解出来ますが、他人の迷惑になるような行為をするのはお門違いですよね。ルールをしっかり守っているグループのためにも、こういった逮捕者が減るといいですね。

 







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