新元号が『令和』と発表されましたが、そもそも令和とは何か?気になりますよね。また、令和とはどういう意味なのかも気になる方が多い模様。そこで今回は令和とは何か?とどういう意味を持っているのか、いろいろ調べてみたいと思います。
新元号が『令和(れいわ)』に決定!
2019年5月の新天皇即位を控え、5月1日から使用される新元号の発表が昨日行われましたね。日本中が注目して、様々な予想が飛び交っていましたが、新元号は『令和(れいわ)』に決まりました。
ちなみに、年号と言ったり、元号と言ったり、いろいろな呼び方がありますが、実はどちらも同じ意味です。(詳しくはこちらの記事を参照⇒元号の決め方ルールは?由来や昔の方法も気になる!)
令和とはどういう意味なのか?
新元号が『令和』と発表され、日本中がお祭り騒ぎ?になりましたが、発表されて気になったのが『令和』の持つ意味。いったいどういう意味があるのか?どんな思いが込められて『令和』になったのか気になるところ。
今回の新元号の出典元は「万葉集」ということで、前例にない決め方になったのですが(現在までは中国の古典が参考にされていました。こちらも詳しくは↑のリンク先の記事に書いてあります。)
新元号の出典元となった万葉集は「梅花の歌 32首の序文」から引用されたようです。
令月には「何事をするにもよい月」という意味があるそう。
この歌がどういう意味なのかわかりやすく説明すると
春の初めの良い月にさわやかな風が柔らかく吹いている
その中で梅の花が 美しい女性が鏡の前で おしろいをつけているかのように 白く美しく咲き
宴席は高貴な人が身につける香り袋の香りのように薫っている
ということを詠んでいるそうです。
ちなみに、政府が発表した「令和」とはどういう意味なのか、という文書の中では
とされています。
『令和』とは何か?漢字の意味は?
続いて、令和とは何なのか?というのを漢字の意味から考えてみます。
まず、『令和』の『令』ですが、令の字で思い浮かぶのが『命令』の令だと思います。令にはどういう意味があるのか?というと『言いつける』や『律令』『おきて』と言った意味を持っています。
また、令和の意味のところで触れましたが、令月がよい月という意味を持つように「よい」という意味も持っているそうです。
続いて『和』の字ですが、この字には「やわらぐ」や「なごむ」などの意味のほかに仲良くするや調和がとれているといった意味もあります。
漢字から考えると、『令和』の意味は『おきて(決まり)を守って仲良くしましょう』的な意味が込められているとも考えられますね。
確かに最近の日本ではマナー違反やモラルの低下が問題視されているので、ある意味、現代に即した元号なのかなとも思えます。
令和に関する世間の反応は?
新元号が令和に決定し、賛否両論巻き起こっているようですが、賛成派と反対派の両方の意見をまとめてみました。
賛成派
イマイチ派
とまぁいろんな意見がありますが、決まったことはどうしようもないので、受け入れるしかないというのが結論ですね(笑)
『令和』を3年前に預言した人が・・・!?
また、Twitter上では、3年前に新元号が「令和」になると預言した人がいると話題になっています。
実際のツイートがこちら▼
明治大正昭和平成令和
違和感ないね!
— しゃん (@syaaaan_) 2016年7月13日
日付を見ていただければわかりますが、なんと2016年7月13日にツイートがされています。
この人以前2ちゃんねるで話題になった未来から来た人なのでは・・・と勘ぐってしまいます笑
Twitterのシステムでパソコンからなら日付を変えられるといった意見もあり、本当に実際に3年前にツイートしたものなのか、システムをいじったのかは不明ですが、本当に3年前だとしたらものすごいですよね!
まとめ
というわけで、令和とは何か、令和とはどういう意味なのかについてまとめてみました。
令和の出典元は万葉集の梅花の歌 三十二首で、『初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。』という一文から引用されました。
漢字の意味は令には「おきて」「言いつける」「よい」という意味があり、和には「なごむ」「仲良くする」「調和が取れている」という意味がありました。
新天皇即位の即位とともに変わる元号。どんな時代になるのか楽しみですね♪