皇室の正式な儀式の時、皇后さまや女性皇族の皆様はドレスをお召しになっていますが、あのドレスの値段どれくらいなのか気になりませんか?また、肩から掛けているタスキ?のようなものの意味も気になる…というわけで、女性皇族のドレスの値段やタスキの理由についてまとめてみました!
女性皇族のドレスの種類
即位後朝見の儀に際し、女性皇族の方々がドレスをお召しになっていて、その姿がとてもおきれいでしたね。
皇后陛下と秋篠宮家の紀子様、眞子様、佳子様は白を基調としたドレスでしたが、とても美しかったです。
女性皇族のかたの第一礼装は
- ローブデコルテ
- ローブモンタント
の2種類があり、デコルテはその名前の通り、首元と胸元の空いた礼装で、ティアラとネックレス、長いグローブを装着するのが通常です。
対してローブモンタントは、肩も背中も露出していないドレスのことを指します。
今回の即位後朝見の儀では、ローブデコルテのドレスが着用されていました。
引用元: https://www.fnn.jp/posts/00044995HDK
ちなみに、前天皇の皇后であり、現在の上皇后である美智子様が上皇陛下が即位の際にお召しになっていたドレスも「ローブデコルテ」でした。
女性の最も正式な礼装である「マント・ド・クール」という長い引き裾が特徴のドレスをお召しになっていました。
女性皇族のドレスブランドは?
さて続いて、女性皇族の方が着用しているドレスのブランドについて触れてみましょう。
今回即位後朝見の儀で着用されていたドレスのブランドについて調べてみましたが、情報が少なく、わかりませんでした。
今後何かしらわかり次第追記していきますね。ちなみに雅子さまがご成婚の時に着用されていたドレスのブランド、というかデザイナーは森英恵さんだそうです。
ブランドといえば、女性皇族には国内ブランド愛用派と海外ブランド愛用派の二つの派閥があるんだそう!
皇族のかたたちは、それぞれ好みやお考えを反映させ、ご自身で所持品を選ばれるそうですが、普段皇室の方たちが持っているものは自分自身で選んでいるなんてなんか意外ですね。
国内ブランドを愛用しているのが、上皇・上皇后両陛下と秋篠宮家夫妻だそう。
日本製品を公式の場でお使いになることで、すぐれた日本製品を世界に知ってもらいたいという考えがあるんだとか。もともとは税金だという気持ちが常にあり、修理をして長く大切にお使いになるそうです。
さすが上皇陛下という感じですね。
秋篠宮皇嗣殿下と紀子さまもこのお考えを踏襲なさっていて、同じように日本製品を愛用しているんだとか。
だだ、商業主義に巻き込まれないように、どこの製品のものであるかは簡単にわからないようになっているのだそう。細かいところまで気配りがされているのですね。
こういった日本製品を愛用する皇族の方がいる一方で、海外ブランドを愛用している皇族の方もいらっしゃいます。
それが雅子様だといわれています。以前、愛子さまがグッチの子ども向けバックをお使いになっていたことが話題になりましたが、雅子さま自身も過去の公務や静養に向かわれる際、様々な海外ブランドのバッグをお持ちになっていました。
例をあげるとフェンディやグッチ、シャネルにクリスチャン・ディオールなど。
お付きの女官がエルメスのバーキンによく似たバッグを持っている様子も目撃されていたとか。
とはいえ高級品ばかりを使っているわけではなく、2万程度のナイロンバッグを初等科の遠足で使っていたこともあったので、気に入ったものなら国産ブランドや海外ブランドを問わないというお考えなのかもしれませんね。
ドレスのブランドも、商業主義に巻き込まれないように公表されていないのかもしれませんね。
女性皇族のドレスの値段
私たちのような一般の女性が、女性皇族のかたがたと同じようなローブデコルテを着用する機会はほとんどない(というか絶対ない)と思うのですが、やっぱり気になるのはそのお値段。
女性皇族の方のドレスの値段っていくらくらいなのか気になりますよね!
いろいろ調べてみたところ、ローブデコルテなどのドレスの生地にこだわる皇族の方もいて、着物生地である龍村の生地で作ったローブデコルテの値段は税抜きで80万円からとなっていました。
ドレスの生地によって値段も変わってくるのでしょうが、80万じゃ安いのかしら?ティアラの値段が何千万!とか聞くとドレスの値段が80万じゃ不釣合いですかね。
女性皇族のドレスの上からしているタスキ?は何?
昨日の即位後朝見の儀のように、正装で出席される行事の時、皇族の方々がドレスの上からタスキのようなものを掛けていますよね。
もちろんこのタスキは女性皇族だけでなく男性もですが。
このタスキのように肩から斜めがけしているものは、勲章の一部で『綬』と呼ばれるものです。
テレビのニュース映像や写真ですと、腕などに隠れて見えないことも多いのですが、左腰のあたりに勲章本体があるのです。
わたしもよく、このタスキみたいの何なんだ?と思っていました。(笑)
タスキのように見えますが、タスキではなく『綬』というもので、フランス語では『リボン』、英語では『サッシュ』というそうです^^
まとめ
というわけで、女性皇族の方のドレスのブランドや値段を調べてみました。
ドレスのブランドは不明ですが、ドレスの値段は生地によって変わりそうだということがわかりました。
そしてドレスの上からかけているタスキのようなものは、タスキではなく、勲章の一部である『綬』というものだそうです。勲章本体は左腰のあたりにあるようです。
今度テレビで見かけたら注意してみてみてくださいね^^