えきねっとの事前受付は事前予約ではないので確実に席が予約出来るわけではありません。事前予約だから確率100%でしょ?っと思っている方も多いようですが…。というわけで、今回はえきねっとの事前受付の確率やキャンセル料金のシステムなども一緒にまとめてみます。
えきねっとは事前予約ではなく、事前受付!
JRの指定席は乗車日の1ヶ月前の午前10時ちょうどから発売されます。
事前受付はそのさらに1週間前から受け付けしてくれるシステムです。
繁忙期の割引商品などは、上記の販売開始時刻からすぐに売り切れることも多くあります。早いモノ勝ちなんすよね。
なので今までは販売開始時刻の10時に合わせてスマホやパソコン前で待機し、時間とともに購入ボタン押す~!!(いわゆる10時打ち)的な方法が主流でした。
あとは10時ぴったりに駅窓口で購入するとかね。
でもやっぱり10時ぴったりに駅窓口に行くのは大変だし、スマホ&パソコン待機してたけど忙しくて、気付いたら10時の販売開始時刻を過ぎてしまった…完売してる~!ってこともあります。
そんな大変なことを代わりにやってくれるのが、事前予約…じゃない「事前受付」なんですね。
事前受付とは
上述した通り、乗車希望日の1ヶ月と1週間前の午前5:30から乗車希望日の1ヶ月前の午前9:54まで受付してくれます。
前もって指定席を登録しておけば、事前受付のシステム内であなたの代わりに販売開始時刻に購入処理を行ってくれる便利なシステムなんです。
が、これは閑散期などの場合は便利なんですが、繁忙期となると話は別。
繁忙期は乗車希望の人も多く、ライバルがたくさん発生します。
希望した席に事前受付が殺到した場合は、購入の成立も抽選となります。
つまり、事前受付を申し込んでいても人数が多ければ抽選となり、申込が不成立になってチケットが取れないという結果もありうるのです。
事前受付の申込の結果は、販売開始日の午前10時以降にわかります。
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えきねっと事前受付で成立する確率は?
繁忙期はえきねっとで事前受付しても予約が成立しない場合もあると言いましたが、ではどのくらいの確率で予約が成立するのか気になりますよね?
事前受付とはいえやっぱり早く申し込んだ方が確率が高いんじゃないか?なんて意見もありました。
が、申し込んだ順番は関係なく、予約成立する申込はランダムで決められるとのこと。
実際に、同じ列車を申し込んで、保険をかけてあとで申し込んだ方が予約成立した人もいたそうですから、申込順は無関係ということがわかりますね。
前述のとおり、繁忙期の事前受付分はランダムに選ばれるので、成立するのはくじ運次第ということになります。
また、繁忙期のトクだ値でチケットが絶対欲しい!という場合は、えきねっとでの事前受付をした上で、販売開始日に10時打ちもするという人も多いようです。
事前受付で予約成立後のキャンセル料は310円なので取れないよりマシと思う人はダブルで狙うみたいですね。
人気のある列車の場合は特に、事前受付はダメ元でもしておいた方がよさそうですね。
えきねっと事前受付のキャンセル料は?
えきねっとの事前受付を利用して申し込んだチケットは、乗車1ヶ月前の発売開始日午前9:54まではキャンセル料なしで取り消すことができます。
事前受付で予約が成立する前まではキャンセル料はかからないということです。
ただし、事前受付をしていて販売開始日の午前10時を過ぎて予約が成立した場合は、キャンセル料がかかります。キャンセル料というか払い戻し手数料ですね。
払戻手数料は下記の通り。
「えきねっと特典」適用の場合・・・指定席1席につき310円
「えきねっと特典」対象外の場合
乗車日前々日23:40までに払い戻す場合・・・指定席1席につき330円
乗車日前日~出発時刻前までに払い戻す場合・・指定券の30%(ただし指定席1席につき最低330円)
乗車日前日または当日の変更があり払い戻す場合・・指定券の30%(ただし指定席1席につき最低330円)
まとめ
えきねっとの事前受付は予約ではないので不成立になる場合もあります。事前予約と勘違いしないでくださいね。
事前受付の予約成立の確率は、繁忙期の人気のある列車になればなるほど低くなると思われます。
事前受付分から予約成立する分はランダムに選ばれているので、もはやくじ運ですね。
どうしてもその列車のチケットが欲しい場合は、キャンセル料覚悟で事前受付と10時打ちでダブって申込するのが一番いい方法なのかもしれませんね。