暑くなると食べたくなるスイーツといえば、かき氷。秩父の長瀞には天然氷で有名なかき氷屋さんがありますが、待ち時間が長いことでも有名です。今回はその有名店ではないけれど、待ち時間が短くておいしいお店をご紹介します。GWや夏休みに長瀞観光を予定している人は参考にどうぞ!
長瀞で有名なかき氷屋「阿左美冷蔵」
様々なメディアでも取り上げられ、地元秩父では知らない人はいないのではないかというくらい有名なかき氷屋「阿左美冷蔵」。もともとは天然氷の蔵元として創業され、現在でも氷の卸販売を行っています。
天然氷を作っているのは全国でも阿左美冷蔵を含めて6軒のみなので、とても貴重です。ちなみに下記は阿左美冷蔵の情報詳細です↓
阿左美冷蔵 金崎本店
住所:埼玉県 秩父郡皆野町 金崎 27-1
最寄駅:秩父鉄道 上長瀞駅
営業時間:10:00~17:00(混雑時は15:00頃オーダーストップ)
定休日:なし
テレビにもよく出ているのはこちらのお店がほとんどで、待ち時間が長いのも金崎本店の方が多いです。駐車場は数台ぶんしかない上に、夏などの繁忙期は封鎖されてしまうので、近隣の駐車場に停めましょう。1日500円です。
また、最近では人気が高くなったのと暖冬の影響で、天然氷ではなく純氷での提供になることも。
去年はなんと6月中旬には天然氷が終了し、純氷での提供になったのだとか。しかしそのことは敷地内にひっそりと張り紙がされている&ブログでお知らせするだけなので、気付かず天然氷だと思って食べて帰る人も多いみたいです。
2017年GW中は天然氷の提供は大丈夫だと思います。が、天然氷か気になる方や6月以降に行く場合はそういった表示がないか探すか店員さんに聞いてみてくださいね。
※2018/04追記
ちなみに、昨年は10月から純氷の提供に変わっていました。今年の冬はとても寒かったので、昨年同様10月近くまで天然氷での提供だと考えてよさそうです。どうしても天然氷が食べたい!という場合で9月以降に来店する場合は電話で確認してみるといいかもしれませんね。
(ただし混雑期は電話にも出ない場合があるのでその場合は…現地に行くしかないですね…。)←2017年お盆に朝8時~17時まで20回以上ちょこちょこ電話をかけたが一切つながらなかった経験あり
ちなみに阿左美冷蔵の作る氷は近隣の店舗にも卸されているので、天然氷ではありませんが阿左美冷蔵で作られた氷を使ったかき氷を食べることができます。阿左美冷蔵の氷を使っている店舗には「阿左美冷蔵」の名前入りの旗が目印としてつるされています。
阿左美冷蔵以外でも自家製のおいしいシロップを提供しているお店も長瀞にはたくさんありますので、このあとご紹介します^^
阿左美冷蔵 寶登山道店
住所: 秩父郡長瀞町大字長瀞781-4
最寄駅:秩父鉄道 長瀞駅
営業時間:10:00~17:00(12月~3月は休業)
定休日:火曜
寶登山道店は駐車場が無料で、宝登山神社に向かって店舗手前の右側にあります。金崎本店よりは混雑しないことが多いですが、ピーク時期は待ち時間が1時間以上になることが普通。
長瀞で短い待ち時間でおいしいかき氷が食べられるお店5選
阿左美冷蔵の行列に心が折れた方はこちらで紹介しているお店に入ってみるのはいかかでしょうか。ただ先述した通り、天然氷ではないので、天然氷をどうしても食べたい!!と言う方は行列覚悟で阿左美冷蔵へどうぞ。
ちなみに私は阿左美冷蔵で天然氷も、こちらで紹介しているお店で純氷のかき氷もどちらも食べたことがありますが、ぶっちゃけ違いがわかりませんでした。笑
どちらもおいしかったですけどね。
それでは、阿左美冷蔵が作った氷でかき氷を提供しているお店5つをご紹介します。どのお店も定番シロップのほかに自家製シロップでの提供も行っていますので、そのお店限定のお味も楽しむことが出来るかもしれませんよ。
うるし工房 やました
場所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞727-1
行き方:長瀞駅から550m(タクシーで2分)
和風ピザや焼きプリンがおいしいと評判のお店です。GW中や夏の土日祝日は混雑することもあるようですが、ランチタイムを避ければ待ち時間は短くて済みそうです。キャラメル味やラ・フランス味のかき氷と言った、阿左美冷蔵にはない味のシロップも提供しています。
八幡家(やはたや)
場所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞479
行き方:秩父鉄道長瀞駅から徒歩3分 岩畳方面に進み商店街なかほどの右手
知る人ぞ知るかき氷の穴場。囲炉裏をかこんでかき氷を食べられるという何とも風情のあるお店です。人気のメニューは黒蜜きなこや宇治金時。宇治金時はかき氷の中にもあずきが入っているんだそう。長瀞駅から徒歩3分と駅近なのも嬉しいですね。
八幡家さんはかき氷の穴場ということで人気が出てきているので、多少は混雑する場合もありです。
茶店 八兵衛
場所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞532-4
行き方:秩父鉄道長瀞駅から徒歩3分 宝登山方面へ向かって右側
こちらのお店ではシロップにお酒の入っているかき氷も味わうことが出来ます。味はカルーア、カシス、カルーアミルク、カシスミルクの4種類。自家製梅シロップのかき氷も人気なんだとか。お酒のかき氷なんてめったに食べられないですから、珍しいですよね!
モノクロームセット
場所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞806-4
行き方:秩父鉄道長瀞駅から徒歩1分
長瀞駅直近の萩原写真館に併設された喫茶店で、挽きたて豆で淹れたコーヒーが人気で、かき氷にもコーヒー味があります。あずきミルクも人気なんだそうですが、氷の量が多いので、上に乗った小豆を落とさずに食べるのが大変だそうです(笑)チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
山草(さんそう)
場所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞718-2
行き方:秩父鉄道長瀞駅から650m(タクシーで2分)
山草の名の通り、自然の原料で作る自家製シロップがおすすめのお店です。いちぢくや桑の実、梅、野イチゴ、生桃などがあり季節によってその種類は変わります。長瀞駅から少し離れていることもあり、GWでもそこまで混雑しないのではないでしょうか。
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長瀞以外のおいしいかき氷屋は?
秩父でかき氷といえば、長瀞というイメージを持っている方も多いと思います。しかし秩父には長瀞以外にもおいしいかき氷を食べられる地域があるのです。それが、西秩父地域。西秩父地域は、秩父郡小鹿野町と秩父市吉田地区をまとめた地域のことで、そこの名物として「毘沙門氷」というかき氷があるのです。
毘沙門氷は平成の日本の名水百選に選ばれている名水、毘沙門水を凍らせて作った氷でできたかき氷のこと。ミネラルなどを豊富に含んでおり食べてもキーンとしないんだそうです。
毘沙門氷が食べられるのは西秩父地域にある販売店20店のみ。価格とメニューは決まっているのでどこの店舗で食べても同じという点では長瀞のかき氷とは違いますね。
2016年夏に新名物として発売されたばかりなので、まだ知名度は低いのですが、地元秩父の人たちからはおいしい!との声がたくさんあがっているようです。知名度は低いのにおいしいということですから、まさに穴場なんです!
待ち時間はないに限る!という人や、長瀞のかき氷に飽きた~という人も!ぜひ行ってみてくださいね♪
まとめ
長瀞のかき氷屋2017の待ち時間が短い美味しいお店をご紹介!ということで書いてきましたがいかがでしたか?
天然氷を食べるには阿左美冷蔵に並ばなければいけませんが、天然氷の提供が終了している場合は今回ご紹介したお店でも本店と同じ氷でおいしいかき氷を食べることが出来ます。
今回ご紹介したお店は阿左美冷蔵で作った氷を使っているので、味の違いは本当にシロップだけ。雰囲気も味わいたい~という場合は阿左美冷蔵へ行くしかありませんが、阿左美冷蔵の”氷”が食べられればいい!というのであれば、今回ご紹介したお店がオススメです。
今回ご紹介した店舗以外にも長瀞駅前にある商店街のお店で、店先に阿左美冷蔵ののれんが掲げてあるお店は阿左美冷蔵から仕入れた氷を使ったかき氷が食べられますので、自分で新しいお店を開拓してみるのもいいかもしれませんね。
各店舗おすすめのシロップも違いますし、何と言っても阿左美冷蔵よりかなり安く食べられます^^
また、長瀞以外に西秩父地域の毘沙門氷も気になりますよね!一番高くて700円だそうですから、こちらも阿左美冷蔵で食べるより安く済みます!毘沙門氷については販売店の20店舗など詳細をまとめた記事もありますので、そちらをご覧ください⇒⇒秩父、毘沙門水かき氷「毘沙門氷」のおいしさの秘密とは?
2017年今年は猛暑になるそうですし(毎年こうやって言われてる気もするけど)、今年の夏休みのおでかけ先は秩父で決定ですね!
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