のぶみ「あたしおかあさんだから」の歌詞が批判される理由

絵本作家として有名なのぶみが作詞し、だいすけお兄さんが歌った曲「あたしおかあさんだから」の歌詞が話題になっています。のぶみの作詞した歌詞についての批判が殺到しているのですが、「あたしおかあさんだから」はどんな歌詞になっているのでしょうか？

批判される理由についても考えてみました。

のぶみプロフィール

「ママがおばけになっちゃった！」「うんこちゃん」など170冊以上の絵本を作品を発表している絵本作家ののぶみ。我が家にものぶみ先生の絵本がありますが、そういえば詳しいプロフィールを知らなかったので調べてみました。

※もう知っているよーって方はここは飛ばしてください！

のぶみ先生が絵本を書き始めたのは、日本児童教育専門学校の在学中。絵本だけでなく、NHKのEテレで使われている楽曲の作詞やアニメーション制作も手掛けています。作品名などの細かいことはこのあとご紹介します。

のぶみの主な作品

それではのぶみ先生の主な作品についてご紹介します。まずは絵本。有名な作品をご紹介しますね。

• ぼく仮面ライダーになる
• しんかんくん
• ママがおばけになっちゃった！
• にんげんごみばこ
• ママのスマホになりたい

私は「ママのスマホになりたい」を読んでめっちゃ反省したという過去がありますｗ読んだ当時はスマホ触らないようにするんだけど時間が経つとだめね…。気をつけねば。

のぶみが作詞した「あたしおかあさんだから」とは？

さてさて、世間を（というか主に世間のお母さんたちを）騒がしている「あたしおかあさんだから」とは一体どんなものなのでしょうか？

この作品の作詞はのぶみ。おかあさんといっしょ元うたのおにいさんとして最近ではメディア露出の増えているだいすけおにいさんがこの歌を歌うそう。だいすけお兄さんとしてのセカンドシングルということになるのかな。

だいすけお兄さんと言えば、世の中のママたちから絶大な人気を誇っている方ですから、人気絵本作家のぶみ×だいすけお兄さんのタッグとなればかなりの注目度ですよね！

というわけで、かなり注目されたわけですが、その注目が残念な結果を産んでしまっているんですよねー。

ちなみにのぶみさんのツイッターを見ると、「あたしおかあさんだから」はかなりの自信作なのがうかがえます。

【あたしおかあさんだから発表】
だいすけおにいさん✖︎のぶみの新曲
この曲は日本中のママたちに話を聞いて作り上げた曲
初めて今日放送されたの聞いたら感動した💦
たくさんのママに聞いて欲しい
だいすけおにいさんの
まっすぐな歌が
伝わりますように#hulu_share https://t.co/ywvn09cIoX

— 絵本作家のぶみ Eテレアニメ放送中 (@nobumi2010) 2018年2月2日

「あたしおかあさんだから」の歌詞

ではここで「あたしおかあさんだから」の歌詞をご紹介。

おかあさんだから子供のために頑張れるのよっていうお母さんの気持ちを代わりに歌ったもの？なんだろうなって感じですけども。

母親の立場から見ると、なんていうか。。。おかあさんだからこうしなきゃいけないって言われてるような歌ですよね。おかあさんになったから、おかあさんになれたから何事も我慢できるのよって言ってる歌っているか。

あてつけがましいというか。と、まぁ全部個人的な感想なのでご承知ください。。

「あたしおかあさんだから」が批判される理由

この「あたしおかあさんだから」の発表を受けて、ネット上ではかなり批判の声が上がっています。Twitterでは「おかあさんだから」に対抗して「＃あたしおかあさんだけど」のハッシュタグができているんですよ！

このハッシュタグで検索してみると、大体私と同じような意見のお母さんたちが多かったですね。

これがお母さんのカタチだと思われたくないというか。自己犠牲を正当化してしまう歌詞というか。お母さんだから子供がいれば何だって我慢出来るんだよ！それだけあなた（子供）はお母さんの宝物なんだよ！ってお母さんはみんなこう思っていないといけないと言われているような。

とまぁ、ここまでは私の完全な主観であり、個人的な考えなのですが、これを踏まえた上で。批判されてしまった理由を考えてみました。

1. お母さんが自己犠牲するのが当たり前のような歌詞だから
2. お母さんだけにスポットが当たっていて、お父さんがないがしろ（お父さんだって我慢してるはず）
3. 元々アンチのぶみ派が多い

のぶみさんだって、自分のFacebookでこの作品を号泣すること間違いなしとまで言っていたので、ここまで批判されるとは思ってなかったでしょうけど。きっと世の中の頑張るお母さんを応援したいというキモチでこの歌を作ったんでしょうけど。

でもそれなら、もっと違う歌詞でもよかったんじゃないかなって思います。

「おかあさんだから」こどもの為に我慢してるのよってなんか違うと思うし。我慢して・・・るかもしれないけど、それは自分の中では我慢に当てはまらなくて、ごく自然の行動というか。他の人から見たら我慢してると思われるのかもしれないけど、我慢じゃないというか。（私個人の感覚です）

Twitter上の声

子どもには「おかあさんに感謝せんとおかあさんは死ぬぞ」と言い、母親には「おかあさんになったんだから子どものために自分のことは捨てろ」と言うのマジで気持ち悪すぎるし、のぶみをもてはやす人たちがいることもマジでどうかしてるよ

— キザキ (@gohan_tabero) 2018年2月4日

これはお父さん？の声

#あたしおかあさんだから の歌詞を読んで吐き気がしてくる男性は俺だけですかね？
これさ、父親の事も馬鹿にしてると思うんだ。父親は変わる必要ないのか？
両親健在なら親はチームだ、主語が「おかあさん」である必要全くない。
あと、働いていた事が「強がり」とか頭大丈夫ですか？のぶみさん？

— 喋る卵 (@shaberu_tamago) 2018年2月4日

こうやって考えられるお父さん素晴らしい人だと思うまじで。

まとめ

というわけで、のぶみの「あたしおかあさんだから」の歌詞や批判される理由についてまとめてみましたがいかがでしたか？
のぶみさんの絵本、個人的には好きな作品もあるので、この作品はとっても残念だな～というのが私の個人的な感想です。批判される理由を簡単に、そして私個人的に推測するに、「お母さん」神話を崇拝しすぎっていうか。

全国のお母さんの話を聞いて作ったというわりに、お母さんたちの本当の気持ちはわかってない歌詞じゃねコレ・・・というのが根底にあるので批判されてしまうのかな、と思います。

のぶみさんについてはこんな記事もありますよ→→のぶみは元池袋連合って本当!?絵本作家になったきっかけとは?