神社や寺院を訪れた際に、神社・寺院の御朱印をもらったことや見たことがあるのではないでしょうか。
そもそも御朱印とは何なのか。気にしたことありましたか?
御朱印には印章、神社・寺院の名称、神様・仏様のお名前、日付などが墨で書かれています。簡単に言えば、「訪れた証」です。
今は書き置きのところが多いですが、墨で書いているのを見るとうれしい気持ちになったりしませんか?
頂いた書き置きや墨書きは保存していたいし、ちゃんとしたものに残しておきたいですよね?
そこで必要なのが「御朱印帳」です。各神社・寺院でデザインが違うものが発売されていたり、ネットで好きな御朱印帳を購入可能です。
皆さんは御朱印帳のルールをちゃんと知っていますか?私は恥ずかしながら、やってはいけない事や貼り方など全く知らない状態で使ってました…。
今回は御朱印帳のルール、順番、ページを飛ばしていいのかなど、やってはいけない事についてお話していこうと思います。
御朱印帳のルールは?
御朱印帳のルールを意外と知らない人が多いのではないのでしょうか?
ルールの前にまずは、御朱印帳について知っていきましょう。
御朱印帳とは
御朱印帳は、主に「蛇腹」「和綴じ」の2種類。
「蛇腹」は山折谷折りで閉じられ、お経のように横に広げられます。丈夫な和紙でできており、両面を使うことができます♪
ですが、墨がにじむ可能性があるので片側のみを使う人が多いのかなと思いますね。ちなみに、約40~48ページぐらいあります。
私が持っているのもこのタイプ♪
「和綴じ」は昔ながらの製本技術で作られています。表紙と中の和紙を一緒に糸で綴じ、本のようにめくれます。今では珍しく、一部の社寺で販売しています。
ルール
御朱印をもらうために、御朱印帳を買ったけどルールは知らない人もいますよね。私もその中の一人でした。
御朱印帳を使う上での厳密なルールは探したところ見つからず…。でも、御朱印を貰う際のマナーはあります。神社・寺院巡りが好きな方は知ってますよね
1.寺社で参拝する
御朱印が目的で神社・寺院を訪れてもちゃんと参拝することは大切なマナー。近年では、御朱印集めがブームらしいですね。たくさんの神社・寺院を訪れて、御朱印集めは決して悪いことではありません。むしろ、もっと広まれ!と思う気持ち。
だからこそ、御朱印はコレクションではなく、参拝の証という事を忘れないで。
2.受付所で御朱印帳を渡す
参拝が終わったら、御朱印帳を持って授与所・社務所(神社)、寺務所(寺院)に GO!!
御朱印帳を渡す際は、「お願いします」「ありがとうございます」を伝えられると気持ちがいいですよね。また、直書き(墨書き)は時間がかかる時もあるので、時間や心の余裕も忘れずに♪
ルールというのはあまりありませんが、「失礼な事をしない」ということだけは守ってください。
御朱印帳でやってはいけない事は?
ルールはないという事はわかりましたか?
逆にやっていけない事はあるのか…。やってはいけない事を知らず知らずしていたら怖いですよね…。
御朱印帳を用意する
「御朱印帳を持っていないと絶対に御朱印はもらえないの??」と思ったことありませんか?
普通のノート・白紙などで御朱印を貰おうとする方がいたら注意!これは失礼な行為と認識されてしまう事が多く、やってはいけない事として知られています。した場合は断られるのではないでしょうか。大事な証なので、きちんと御朱印帳を持参して書いてもらいましょう。手元になければ、書き置きを頂きましょう。
また、1つの御朱印帳に神社と寺院の御朱印をまとめて頂く方が大半だと思います。基本的には問題ないのですが、場所によっては混ざっていると断られることがあるみたいです。断られたからと言って、怒るのはご法度。「郷に入っては郷に従え」ということわざがあるようにその場所のルールを守りましょう。
御朱印を貰う目的以外に使わない
御朱印はコレクションではなく、参拝の証。つまり、御朱印帳も神聖なものであるということが言えますね。
訪れた旅の思い出として、記念スタンプを押す機会があっても御朱印帳には押さないでください。スタンプが押されていると、神社や寺院で頂こうと思ったときに注意や断られる事もあるでしょう。これは本当にやっていけない事かも…。
スタンプはスタンプ帳に。御朱印は御朱印帳に。きちんと使い分けをしてくださいね。
御朱印帳に貼り方の順番はある?
御朱印の種類は、直書き・書き置きの2つあります。
直書きは、御朱印帳に直接書いて貰えます。書き置きは、予め半紙に御朱印が書かれたものです。
少し前までは、感染対策の影響でほとんどの神社が書き置きでした。そのため、貼り方・順番が分からないという方がいらっしゃるのではないでしょうか?
私も最初のころは書き置きの貼り方がわからずに沢山調べたことを思い出しました。
貼り方にもルールと同じで決まった順番はありません。ルールや順番はありませんが小さい御朱印帳をお持ち場合、サイズが合わないことがあるの注意してください。見開きの書き置きもあるので、貼る時には注意!
貼り方ですが、テープのりでもステックのりでもなんでも大丈夫!私は、テープのりですることが多いですね。よれることもなくて綺麗に貼れますよ。
書き置きを貼りたくない方もいるかもしれません。そんなときは、御朱印専用の入れ物を用意するのもいいですね。かわいい物やかっこいい物がたくさん販売されているので、好みに合わせて選ぶことができますよ。
御朱印帳のページを飛ばすのはOK?
神社巡りをしていると、「この神社の御朱印は近くにしたい」や「書き置き用に開けておきたい」と思う場面はありませんか?ページを飛ばしてもいいのか気になりますよね。
ページを飛ばしても大丈夫です!飛ばしたからと言って怒られることもないので安心してください。
私も1日で複数神社回った時、書いてもらう順番を決めているときや書き置きを貼るためのページを確保したくて飛ばして書いてもらうことがよくあったりします。
開けておきたい場所は、御朱印帳を渡す際に一言声をかけるか、書いてほしいページに付箋を貼ったりしてわかりやすくしておくといいかもしれませんね♪
まとめ
御朱印帳のルール・やってはいけない事・貼り方や順番・ページの使い方(飛ばしてもいいか)についてお話してきました。これといって、決まりがないことが分かったと思います。
場所によっては、注意されることもあるかもしれませんが基本的には自由に楽しんでほしいです♪
だからといって、メモ帳やスタンプラリーではないということはしっかりと覚えていてところ。「御朱印=参拝の証」これを忘れずに、大切に保管しましょう!
これから始める人も難しく考えずに楽しんでくれたらうれしいです♪