昨日の記事でスマホネグレクトについて書きましたが、本日もその続き。
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愛着障害とは
スマホネグレクトについて調べていると、愛着障害という言葉がよく目に着きます。愛着障害とは母親をはじめとする養育者との愛着が何らかの理由で形成されず、情緒や対人面に問題が起こる状態のこと。
「今、親のスマホ依存が問題になっています。LINEやSNS、ゲームなどに熱中するあまり、自分でも気づかないうちに子どもを無視し、放置してしまう。これを『スマホネグレクト』と呼んでいます。子どもが親を求めて泣いても、その応答を十分に得られず、愛着関係が築けないまま育ってしまうのです。」
参照:https://1234times.jp/article_8839.html
このスマホネグレクトの厄介なところは前回の記事でも書きましたが、親が無意識のうちにやってしまっていること。子どもが話かけているのに聞こえないくらい夢中になってしまっていることです。
親としては無視したつもりはなくても、子供にしてみれば無視されたと感じる。でも無視された当の子どもは親に反応して欲しいから応答があるまで、しつこく話しかけますよね。すると今度は「もう!今ちょっと待ってて!忙しいから!」という感じで叱られる→子どもションボリ みたいな。
子ども、何も悪くないのに叱られるっていう。そりゃ信用できなくなりますよね。
でもよく考えてみたら、我が家でも思い当たる節がたくさん…。私がスマホを持ち出したのが、長女が1歳半くらいの頃から。
それから現在まで無意識のうちにスマホネグレクトしてしまっていたのかもしれません。いや、していたんです。
だからもう、それに気付いた時は本当に長女に申し訳なくて。それと同時にこれから取り戻せるのかなぁと不安にもなりました。
愛着障害は発達障害に似ている!?
実は我が家の長女、とっても活発でとってもお転婆さん。こう言えば聞こえはいいけど、悪く言うと落ち着きがなくて。
本当にこの子は発達障害なんじゃないか…って悩んだ日もたくさんあります。
でも落ち着きがない以外は、お話も上手だし字も絵も書ける。運動も出来るし、ということで特に専門家に相談とかはしなくて、そのままなぁなぁで現在まで過ごしています。
しかし先日スマホネグレクトについて調べている時に、愛着障害についてこんな記事を発見しました。
脱抑制型愛着障害は
誰彼構わず親しみを示し、一見社交的で、警戒することなく初対面の相手に対しても馴れ馴れしく近づき、まるで旧知の仲であるかのように振舞います。当然、初対面の相手の方は大きく戸惑い、警戒することになり、スムーズな人間関係構築を阻害します。子供の場合は、親よりも全く関係のない人を好きだという行動を示したりします。
引用元:1234Times よく発達障害と間違えられる愛着障害
これ、まさに長女に当てはまっているんです。人見知りを全くせず、知らない人でもどんどん話しかける。
お友達や親戚と遊ぶと、私やお友達ではなくお友達の「ママ」と遊びたがる。なぜなんだろうと思っていましたが、こういうことか!と妙に納得してしまいました。
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過剰な怒鳴りつけも愛着障害を引き起こす
「気まぐれに子どもをかまったかと思えば、いうことを聞かないときには大声で怒鳴りつけ、延々と説教が止まらなくなるという親も多い。親から怒鳴られ続けた子どもは、自分の感情をコントロールできなくなり、今度は自分が他の子どもに暴言を吐くようになります。」
この文章を読んだ時「え、これ私のことじゃん」とドキっとしました。
一旦怒ると歯止めがきかなくなってしまって、いつまでもぐちぐち言ってしまう。これじゃよくない、やめなきゃと思うのに、やってしまう。
私自身、父親に良く怒鳴られて育ちました。
怒鳴られるのはとても怖くて、いつもビクビクしていた気がします。それがなければよい父親なんですけどね。
だから自分は絶対怒鳴らない育児をするぞ、と思っていたはずなのに。思い通りにならない長女に向かって、すぐ怒鳴ってしまう自分がいました。
どうして何度も同じことを言わせるの、どうしてわかってくれないのと。冷静になって考えれば、あんなに怒鳴っていうことじゃなかったのに、どうして怒鳴ってしまったんだろうと落ち込む毎日。
この日々の積み重ねが愛着障害を引き起こしてしまうんですね。長女は愛着障害と診断されたわけではありませんが。
他人に暴言を吐く(主に次女に対してですけど)のは良くあるので…心配です。とにかく、怒鳴るのは今後絶対にやめようと思います。気付くの遅いですけどね…。
ちなみに主人も怒鳴るタイプなので気を付けてもらわねば。
気付いた時が変わる時
しかし、スマホネグレクトも過剰な怒鳴りつけも、親の意識次第で変えることが出来るんですよね。
現に我が家の主人も愛着障害に関しての記事を読ませた次の日、子供の前でスマホゲームをしませんでした。
あんなに毎日やってたのに!
彼なりに思うところがあったのでしょうね。
でもすごくうれしかったです。子供のこと、ちゃんと考えてくれているんだなぁと。
あとはこれがいつまで続くか、ですが。笑
まとめ
愛着障害とスマホネグレクトの関係ついてまとめてみました。
- 愛着障害とは養育者との愛着が何らかの理由で形成されず、情緒や対人面に問題が起こる状態のこと
- スマホネグレクトが一因で、愛着関係が育たないまま成長してしまうこともある
我が家の長女が実際愛着障害なのかはわかりません。本人が病院へ行くのをいやがっているのもあり、正確に診断されたわけではないからです。
今後もう少し成長して、それでも変化が見られない時は、やはり通院することを考えなければいけないのかな、と思います。
考えると、子どもが親とべったりなのって長くて10年くらいなんです。小学校高学年にもなれば、親と出かけるより友達と遊ぶ方を優先するかもしれない。
中学になれば部活も始まり、ますます一緒にいる時間は減っていきます。だから今、この時を逃すともったいないんです。
しっかり子どもと向き合って、目を見て話を聞いて、たくさん笑い合って、叱るときは怒鳴らずに。そんな風に過ごしていけたらな、と思います。
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