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柔道オリンピック表彰台が4人なのはなぜ?敗者復活戦はいらない説を調査!

オリンピックを見ていて、柔道だけ表彰台に4人いるのはなぜなんだろう?と疑問がわきました。さらに柔道には敗者復活戦があるとか。敗者復活戦はいらないのでは?という意見もあるようです。

なぜ柔道だけ表彰台に4人いるなのか?ルールはどうなっているのでしょうか?

今回は柔道の敗者復活戦はいらないのか、なぜ表彰台に4人いるのか、そのルールを調べます!

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柔道オリンピック表彰台4人なのはなぜ?

通常オリンピックの表彰台に上るのは、金・銀・銅メダルを獲得した選手が各1人ずつの3人なのですが、柔道だけは銅メダルが2人になってなぜか4人。

なぜ柔道は表彰台に4人上るのでしょうか?

これは柔道は敗者復活戦のある「ダブルレペチャージ方式」というのを採用しているからです。

ダブルレペチャージ方式とは

自分が負けた相手が決勝に残った場合、敗者復活戦に参加する権利を得られるというルール。
敗者復活戦のことを英語で「レペチャージ」と言い、レペチャージが2回行われるので「ダブルレペチャージ方式」と呼ばれている。

柔道ではこのルールを採用しているため、他の競技で行われるような準決勝敗退者同士の対戦(3位決定戦)は行われません。

準決勝で負けた相手は各ブロック2人いるので、3位決定戦が別々で2回行われることになり、銅メダルが2人になるというわけです。

敗者復活戦のルール

2009年8月の世界選手権より前の大会では、予選一回戦で負けた相手が準決勝に進出すれば敗者復活戦の権利が獲得できる場合もありました。

しかし、2009年8月の世界選手権以降、オリンピックなどの世界大会では準々決勝まで勝ち残ることがルールになったので、4人で敗者復活戦をすることになります。

つまり、敗者復活戦に回るには準々決勝までは勝ち進まないといけません。1回戦~3回戦までに負けてしまえばそこで終了となります。

なかなか厳しいですね。どうせ敗者復活戦をするなら2009年以前のルールのままでよかった気もします・・・。

準々決勝で負けた4人の選手は、まず同じブロックの負けた者同士で敗者復活戦の1回戦を戦います。

そしてその勝った方が、別のブロックで準決勝で敗退した選手と3位決定戦を行うのです。

通常、他の競技では準決勝で敗退し3位決定戦に敗れても4位ですが、柔道の場合は準決勝で敗退し、敗者復活戦勝者と戦って負けてしまうと5位になってしまうのです。

敗者復活戦から勝ち上がって3位になった選手はいいですが、準決勝で敗退した選手には嫌なルールですね。

柔道 敗者復活戦はいらない?

実は敗者復活戦が取り入れられている競技は柔道だけではないのですが、これらの競技に敗者復活戦はいらないのではという議論もなされています。

確かに、ほとんどの競技は3位銅メダルは1人なのに、柔道やレスリングなど一部の競技だけ銅メダルが2人いるのは不公平に感じます。

多くの場合、柔道やレスリングなどの大会はリーグ戦ではなく、トーナメント方式をとっています。

柔道もリーグ戦にすればいいという声もありそうですが、それだと莫大な時間が必要ですし、柔道のような格闘技だと一試合のダメージが大きいので選手も辛いですよね^^;

トーナメント方式ですと、本番一回勝負なので、時間は短くて済みます。

しかし、本来は実力がある選手なのに、最初からトップクラスの実力の選手と当たって負けてしまう場合もあります。

そんな選手を救済するために敗者復活戦が設定されているようです。

つまり、敗者復活戦は実力があるのに優勝者と早い段階で当たってしまって上位に残れなかった運の悪い人のための実力披露の場という感じですね。

ただ、中には「敗者復活戦はいらない」と考える人もいるようです。運も実力のうち、ということですね。

柔道「敗者復活戦はいらない」の声

 

他の競技では敗者復活戦がないんだから平等に柔道も敗者復活戦はいらないのでは?とか、そもそも敗者復活戦のルールがわからないからなぜ表彰台に4人いるのかもわからないと言った声も多くありました。

まとめ

というわけで今回は柔道オリンピックで表彰台が4人なのはなぜなのか、敗者復活戦はいらないのではないかについてまとめました。

敗者を復活させなければいけない意味がわからない、敗者復活戦はいらないという派といきなり強い人に当たって負けた人を救済するシステム(=敗者復活戦)がある柔道は優しい世界派で意見が真っ二つですが、個人的には私も敗者復活戦はいらないかなと思いました。

敗者復活戦を作るなら他の競技も平等にしてあげてほしい・・・。

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