今話題のロカボダイエット方法だと、始めて数日で身体がケトン体質になるとか？また、ロカボダイエット方法では砂糖があまり食べられないようですが、砂糖の代わりになるものはあるのでしょうか？今回は、ケトン体質とは何かと、砂糖の代わりには何があるのかまとめてみました！
ロカボダイエット方法とは？
最近話題のロカボダイエット方法。先日テレビで特集が放送され、気になった人も多いのではないでしょうか？
ロカボダイエット方法を続けると、身体の中からケトン体質になるとのことなのですが、そもそもロカボダイエット方法って何？と言う方の為に少しご説明させていただきます。
「ロカボ」とは「おいしく・楽しく・健康的に適正糖質を摂取する」を指します。ロカボダイエット方法では、血糖値を上げる原因の「糖質」を摂る量を控えて、血糖の上昇をおさえつつ健康的に痩せることを目的としています。
以前、同じような「糖質制限ダイエット」が流行りましたが、これのゆる～い版がロカボダイエット方法という感じでしょうか。糖質を「抜く」のではなく「必要な分だけ摂取する」んですね。
「ロカボ」ではなく「ローカーボ」とも言われることがありますが、「ローカーボ」だと完全に糖質を摂取しないといった極端な糖質制限も含むそうなので、あくまで「ロカボ」なんだそうです。
糖質を全く摂らないというような制限をすると、身体に悪影響を及ぼします。そうならないように、適正量は摂取しましょうというのがロカボダイエット方法なんですね。
わたし達が食べる食品のなかで、「糖質」って思ったよりいろいろなものに含まれています。例えば、その最たるものは「炭水化物」と呼ばれる食べもの。白飯はもちろん、パン・パスタ・麺類も炭水化物なので糖質が多く含まれています。
というか、炭水化物＝糖質という考えでほぼ正解なんだそうなので、ロカボダイエット方法において炭水化物は一番避けなければいけない食べ物ということになりますね。
ただ、最近では低糖質のパンや麺類が発売されていますし、少しなら食べてもOKなので、全然食べられない！辛い！ということはないみたいですよ＾＾
ロカボダイエット方法のオススメレシピ本はこちらの記事でご紹介中！
ロカボダイエット方法のデメリットは？
ちなみに、ロカボダイエット方法にもデメリットがあります。
ロカボダイエット方法では、主食となる炭水化物の摂取量を控え、前述の通り、1/3以上の量を減らすので、普段よりかなり少ない量の糖質量になります。
糖質の量が減って足りなくなった場合、脳が糖質不足と判断し、イライラしたり、気分が落ち込んだり、集中力が続かないなどの症状が現れることがあると言われています。
また、炭水化物の量を制限し、代わりにタンパク質や脂質を摂取量を増やすと、動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞のリスクが高まる（通常の1.6倍）というハーバード大学の研究結果が報告されています。
日本でもこういった研究はされていて、国立国際医療研究センター病院の研究で「糖質制限食を5年以上続けると死亡率が高まる」との報告があります。
炭水化物を減らしたことで、摂取する食物繊維の量が減って、便秘がちになることもあるそうですが、これは食物繊維を多めに摂るとかで解消できそうですね。
とまぁ、このようなデメリットも報告されているので、一応頭に入れておいてくださいね！
ロカボダイエット方法でケトン体質になる？
タイトルや冒頭でも触れましたが、ロカボダイエット方法でケトン体質になるとは一体どういうことなんでしょうか？
そもそも、ロカボダイエット方法でどうして痩せるのか？ということなんですが、ここにケトン体質が関係してきます。
普段、私たちの体は生活のなかで取り入れた糖質を燃焼させてエネルギー源にしています。エネルギー源にするには糖質だけで十分なので（体的に）、体についている脂肪までは使いません。なので、なかなか脂肪が落ちない＝痩せないんですね。
しかし、取り入れる糖質の量を減らすことで、エネルギー源も減ります。すると体は、糖質の代わりに体脂肪を燃焼させてエネルギー源にするので、痩せるんです。
その体脂肪を燃やそうとする回路のことをケトン回路と呼び、一度ケトン回路がスムーズに動き出すと、脂肪がおもしろいように燃え始めるんだそうです。
ケトン体回路が動き出すには3～4日かかるそうですが、1週間で数キロ痩せるのも夢じゃないそう！もともと体重が重めの人は効果が大きそうですね！
ただし、ケトン体が増えすぎてケトーシスという状態（ケトン体が増えた状態）になると、体が酸性に傾いてしまい、めまいや吐き気・嘔吐などの症状が起きることがあるので注意が必要です。
妊娠初期におこるつわりの重症度を測るときにもケトン体の量を調べますが（ケトン体が多いほど症状が重い）、それと同じ感じになっちゃうということですかね？
糖質を制限しすぎるとケトン体質というよりはケトーシス状態になってしまう可能性があるので、制限のしすぎには要注意ですね。ってたぶんそうならないためのロカボダイエットなので、極端に糖質を制限しなければこの症状は起らないと思います＾＾
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ロカボダイエット方法では砂糖が使えない！？砂糖の代わりはある？
ロカボダイエット方法では、糖質を控えなければいけませんな。名前の通り、砂糖にも糖質が含まれていますので、砂糖の使用も注意が必要なんです。
普段の食事のなかで、砂糖って意外に使われていますし、料理にももちろん使いますよね。じゃあ何か砂糖の代わりになるものはないのかな？ということなんですが、ロカボダイエット方法や糖質制限ダイエットでよく砂糖の代わりとして使われているのは「羅漢果」です。
羅漢果とは、植物の「羅漢果」の実のエキスを抽出して作った甘味料です。糖質の量は砂糖と同じなんですが、体内に入っても一切脂肪にならないため、砂糖の代わりとして使われています。
ただ、味にちょっと癖があるので、慣れるまでは気になるかもしれませんね。
市販されている商品では、「ラカント」シリーズも糖質制限中の方に愛用されています。ラカントは通販のほか、お近くのスーパーでも売っているので、比較的手に入りやすい商品です。見かけたことがある方もいるのでは？
砂糖コーナーに砂糖やオリゴ糖なんかと一緒に陳列されていることが多いですね。
ただ、こちらは羅漢果ではなく発酵ブドウ糖「エリスリトール」が主成分。エリスリトールは取り過ぎるろとお腹がゆるくなるなどの症状が出ることもあるそうなので、お気をつけください。
ラカントは合成甘味料は不使用で自然派甘味料として売り出されている商品なので、羅漢果のクセが強すぎて無理！という方はラカントを試してみてもいいと思います＾＾
砂糖以外の食材についてはこちらの記事でもお伝えしています！
⇒⇒ロカボダイエット方法の食材は？食事メニューでおいしく痩せる！
ロカボダイエット方法でケトン体質に！！砂糖の代わりはある？のまとめ
というわけで、ロカボダイエット方法でケトン体質になるにはどうしたらいいのか、砂糖の代わりに何を使えばいいのかまとめてみました！
簡単にまとめると
- ロカボダイエットによって糖質を制限すると、3～4日くらいでケトン体回路が出来上がり、ケトン体質になる
- ロカボダイエット方法では砂糖の使用を控えた方がいい
- 砂糖の代わりには「羅漢果」が使える
- 「羅漢果」は味にクセがあるので、糖質制限中の人には「ラカント」も愛用されている
という感じですね！
先日テレビで放送された「麻生式」のロカボダイエット方法についてはこちらの記事でご紹介していますのでのぞいてみてくださいね♪